最近は食事の楽しさや大切さを知らない子どもが増えているように思えます。
「食育」が新聞や雑誌・学校教育の現場で取り上げられていますが、それに反比例するかのようにインスタント食品が市場には数多く出回っています。子どもにとっての食とは、気持ちもお腹も満腹になることだと考えます。
モコでは食事によって、五感全てで満腹感を感じてもらいたいと思い、旬の新鮮な素材を温かい内に食べられるよう、手作りにこだわっています。
核家族や個食家庭が多くなる中、同じテーブルでお友達や先生と一緒に食することで、会話や食事に対する意欲を引き出し、食事っておいしいな、食事って楽しいなと思ってもらえるように時間を過ごしています。
前歯で噛み切ったり、舌や奥歯ですりつぶしたり、噛む力を身に付けるために、食材の大きさや切り方にこだわり、食べる時の音「バリバリ」「カリカリ」などの食感を楽しみます。 食材が持つ、本来の味を楽しんでもらえるような取り組みをしています。
月齢に見合った食器の大きさや形、スプーン・フォークの持ちやすさ、すくいやすさを考え使用しています。
机の高さと椅子の高さを考え、姿勢よく食事ができるよう心がけています。
個々の成長に合わせ、手づかみで食べることもじっくりと行い、2歳児クラスではこぼさずに三角食べができるようお皿やお椀に手をそえられるような取り組みをしています。
食事の前には、トイレを済ませ、手を洗うことを習慣としています。
食事前後のご挨拶も、全員が揃ったことを確認して行います。
なるべくワンプレートに盛り付けることは避け、三角食べを行えるように「交代だよ」と声かけをしています。
食材の味が混じってしまい、本来の味がわからないことがないよう心がけています。
自ら調理を手伝うことで、食材を知り食への興味を引き出します。
この日は、お月見のおだんご作りにも挑みました
お別れ会では、バイキング料理に挑戦し、トングを使って自分でお皿に取り分けました。(園の環境により、体験内容が違います)
吟味された食材(園環境によっては外部給食の対応になります)
健全な食生活を送るために、できる限り食品添加物や着色料の少ない食材や、地元で収穫される食材、
生産者の顔がわかる食材の提供に心ががけています。
アレルギー児への対応
保護者さま・かかりつけ医・保育園(保育士+給食室)がチームとなることが前提で、
安全が確保できる範囲での除去食を提供します。
食育だより・おすすめメニューの配布
毎月1回、月の献立表とは別に発行しています。
家庭での食事の参考にしてください。