絵本の読み聞かせは、豊かな心をはぐくみ聞く力を育てます。
好きな絵本が増えるたびに、子どもの世界が広がっていきます。
絵本を通して聞こえる声、体温から子どもは大人に『愛されている』と全身で感じ、
それが情緒を安定させ心を伸びやかにし、その子の生きる支えとなるのです。
本は心の栄養となり生きる力となるのです。
自然に親しめる環境作りをしています。
いつでも好きな本が手にとれます。
読み聞かせをした本は、手に取りやすい場所に。
何度も読む本は、手入れが必要です。
切り替えの時間を利用して読み聞かせを行うことで、生活の一部になっています。
寝る前には、余韻を残して・・・。
「これよんでー」と何回も同じ絵本をせまがれて読んだ経験はありませんか?
「またか」と思うかもしれませんが、根気よく読んであげていると、子どもは『読んでもらった』という満足感で満たされます。そのうち絵本の文章を暗記してしまい、自分で絵本を語りだしたりします。子どもは覚えることも、あそびの一つです。そんなあそびの中で、言葉のおもしろさが少しづつ芽ばえます。こうした満足感は子どもの心の成長や言葉の獲得に大きく関わってくるのです。
言葉は教えるものではなく、聞いて獲得していくものです。絵本に限らず、周囲の大人が本当に豊かな言葉を日常使っていくことがとても大切なことです。
言葉をどれだけ知っているかだけではなく、どんな時に獲得し、どんな時に使うか、そしてその言葉を聞いたり話した時に、どんな気持ちがするかが、コミュニケーション力であり、人と人が繋がる道具となっていきます。本当に生きた言葉を使うには、感性豊かでなければなりません。豊かな感性は、日常生活や絵本による言葉を使う経験が豊富なことや、心が揺れ動いたり響く経験がとても大切です。
モコでは、豊かな人間性の子どもに育てる最も身近で最適なアイテムの一つが絵本だと考えています。
『子どもたちよ、子ども時代をしっかり楽しんでください。
大人になってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは子供時代の「あなた」です。』